酸性を好む木々の植え方

一般的な山野に自生してる雑木は殆ど酸性土壌を好みます。
山野からの山採り木々やツツジ系等、酸性土壌を好む木々の植え方です。
腐葉土や油かす等混ぜ込まないようお願いします。 腐葉土は絶対混ぜ込まないで下さい、雑菌や腐敗ガスによって根を痛める事があります。 後にガスが発生し幼い根に影響が出る可能性あります。

根鉢直径30cm程なら15cm。 根鉢直径1m程なら30〜40cm程赤玉と鹿沼土半々ほどで、
根鉢の深さ98〜99%が土の中に入るように。
深か過ぎると根付近が酸欠になり、有益なバクテリアの繁殖に支障をきたし、 根を幹の地上付近で出したり、木の生育に悪影響となります。また見た目もよくありませんし、最悪は木が枯れます。
(鹿沼土は栄養分が無い為、雑菌が繁殖しないので新しい根が張るのに適してます。 赤玉土は、植木全般に適してます。)


植え終わったらたっぷり水を遣り、遅効性乾燥牛糞等窒素系少な目をたっぷり置き肥
厚み2〜5cm程。(小さい根鉢も同様)
水遣りはなるべく午前中にたっぷり、葉にかからないように。
木を植えた年だけ、3〜7日にー度。2年目以降は自然におまかせしましょう。
夕方は根を冷やす恐れがありますので、特にツツジ系の木々は控えて下さい。
水が溜まってる状態ですと、木々に必要な酸素が取り込めませんので、水はけの良い状態に植えましょう。

上図は山の地中です。上部細かい根で養分や水分や酸素を取り、下側は大風等に耐えるふんばる根です。
土の中には腐葉土など皆無、綺麗な状態です。

木々は生きてます。従って病気になったり、枝を枯らしたり、害虫に食べられたりします。
日々の観察を怠らないで、早めに対策しましょう。

常緑樹の植え方